まず、パフォーマンス。
SoCはミッドレンジモデル向けのSnapdragon 625 MSM8953が採用されています。
ゲーム等高い性能を求められる事をしないので、普通に使ってる分にはモッサリ感も無く快適に使えます。
Antutuのスコアは以下の通りです。ハイエンド機(S7 edge)と比べると3Dグラフィックの項目が大きく劣っていますが、総合的に見るとミッドレンジモデルとしては良いスコアの方でしょう。
次にバッテリー持ち。
余り触っていなかったという事もあるのですが、フル充電から0%になるまで5日間弱持ちました。使用時のバッテリー消費が1時間で7〜8%程度、待機時のバッテリー消費が12時間で5%程度となります。Snapdragon625の売りである省電力性能と3000mAhのそこそこ多いバッテリー容量でバッテリー持ちは全く問題ないです。
次に充電時間。
Quick Charge 2.0に対応している充電器で充電した所100分で5%から100%になりました。0%から始めても2時間は掛からないですね。
なお、公式では15分の高速充電で最大6時間使えると書いてありますが、15分で18%充電されましたので実際に使うなら2〜3時間かなと言う感じです。
省電力モードにしたら6時間いけるかもしれないですね。
今回は、Galaxy S7と同じカメラ仕様を採用しているということでGalaxy S7 edgeのカメラと比較してみました。同じ仕様というのは具体的には、デュアルピクセルセンサ採用で
位相差AFに対応している点や1画素あたりの受光面積、F値が同じという点です。
ちなみにカメラの起動は手首を撚る動作か電源ボタン2度押しでもすることができます。
なお、シャッター音の項目がありますが動かず、オフにはできません。
上がG5 Plusで下がS7 edgeです。なお、どちらも撮影モードはオート、HDRもオートで撮っています。
S7 edgeの方が明るく撮れています。桜だけを見るとG5 Plusの方が良さ気ですが、空の部分なんかはS7 edgeの方が綺麗ですね。撮った時は眩しいぐらいだったのでリアルさという面ではS7 edgeの方が出ています。
次も上がG5 Plusで下がS7 edge
山や特に空の色合いはS7 edgeの方が見たまま近い色合いですね。
次も上がG5 Plusで下がS7 edge 。どちらも最大倍率で撮りました。G5 Plusの方が若干ズーム率が高いですね。S7 edgeの方が綺麗ですが完全に同条件じゃないので余り比較にならないかも。
かなり暗くして撮りました。G5 Plusは暗所には弱そうです。イルミネーションとか夜景で比較してみないと実用的ではないですのであくまで参考程度です。
次に、日常的に使う細かい機能。
指紋センサーをナビゲーションキーとして使えるワンボタンナビだったり、カメラのクイック起動が出来たりと色々配慮されていてそういう点のストレスは全く感じずに使えることが出来ます。ワンボタンナビは少々慣れる必要はありますが。指紋認証が速いのも高評価です。
ちなみに、NFCの場所ですがどこにも記載されていないので分かりにくいですが多分ディスプレイの上部、スピーカーやフロントカメラの辺りです。
最後に、気になったことを。
ミッドレンジモデルなので妥協しないといけない点があると言う事を理解しての上ですが。
まずはWi-FiがIEEE 802.11 ac非対応な点。それでも802.11 nに対応しているので5GHz帯には接続できるので悪くはないですね。最大リンク速度は多分2.4GHz帯で72Mbpsの5GHz帯で150Mbpsです。
次に、電子コンパス非搭載な点。マップを見るときには少し不便ですね。
あと、通知LEDが無い。正確には無効化されているようです。ただ、本体を動かせばディスプレイが点くのでそこまで不便じゃないかも。
○まとめ
完璧な端末とは言いませんが、3万円台という価格を考えると非常にコスパが良く満足度が高い端末です。最後に気になった点は書きましたが、必須な機能でもないですし最低限の機能はほぼ全て備わっている端末です。カメラも期待していたので少し残念ではありましたが普通に綺麗です。
また、ディスプレイは綺麗で、スピーカーも普通にコンテンツを楽しめるレベルです。
バッテリーは頻繁に使う人でも1日、ライトユーザーなら2〜3日は持ちそうですね。
個人的には、今年1月に買って1ヶ月経たずに手放したHuawei P9より好きな端末です。
ミッドレンジモデルの購入を考えている人には是非手に取ってもらって、購入の選択肢に入れて頂きたい端末でした。
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