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2016年5月31日火曜日

auの運用周波数について

先日docomoの運用周波数について書きましたが今日はauの2016年夏モデル発表会に合わせてauの運用周波数についてまとめてみました。

Band 周波数帯 帯域幅 受信時最大 補足
1 2GHz 20MHz 150Mbps
11 1.5GHz 10MHz 75Mbps
18(26) 800MHz 10MHz 75Mbps
28 700MHz 10MHz 75Mbps 正式にはサービス開始されていないが既に一部地域で利用可
41 2.5GHz 20MHz 110Mbps いわゆるWiMAX2+

auはBand18にさえ対応していればほとんどエリアでLTE通信ができます。
Band1の受信時最大100Mbpsエリアはau公式:100Mbpsエリアで確認できます。
Band41の受信時最大110MbpsエリアはUQ公式:110Mbps対応地域で確認できます。

次にキャリアアグリゲーションについて。


CA組み合わせ 合計帯域幅 受信時最大 補足
CA_1-18 30MHz 225Mbps 2015年夏モデル以前のCA対応機は受信時最大150Mbps
CA_41 40MHz 220Mbps 2015年夏モデルから対応
CA_1-18-28 40MHz 300Mbps 山形県の一部のみ
CA_1-41-41 60MHz 370Mbps 2016年夏モデルから対応

CA_1-18のBand1が10MHz幅又はBand1の20MHz幅で受信時最大150Mbpsエリアはau公式:150Mbpsエリアで確認できます。
CA_41エリアは先述した110Mbpsエリア以外は220Mbpsエリアとなります。
CA_1-18-28は山形県の一部エリアのみでXperia Z5 SOV32のみ対応しています。Band28が正式にサービス開始されたらエリアが広がるのかと思いきや夏モデルであるSCV33が非対応なので広げる気は無いのかな?と思っています。
CA_1-41-41は2016年夏モデルから対応機種があります。夏モデルのスマホ6機種中4機種が対応ということでエリアはある程度以上は広がるのかなと思っています。

ということでauの運用周波数についてはこんな感じです。
Band41エリアはほぼCA対応であるため他社よりCAエリアは広いと思います。auはBand18エリアが広いため他社よりLTEエリアが広いのは確かです(だからこそLTEオンリーの機種を出せるのでしょうが)。しかし、逆にBand18が受信時最大75Mbpsということでdocomoなんかは地方でもBand1や21を掴めば受信時最大112.5Mbpsエリアであることが多いので速度面では正直見劣りすることはあります(もちろん普通に通信する分には問題はありません)。

参考サイト
au公式:エリア
au公式:キャリアアグリゲーション

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